映画「スパイダーマン2」を観る。
ヒーローに疲れた主人公がスパイダーマンのマスクを捨てた後の表情や行動がなんともほのぼのしてて良かった。
前述の陰陽師でいうならば、スパイダーマンという「呪(しゅ)」に苦しめられている主人公。ヒーローという呪縛から解かれた後のおっちょこちょいの素の主人公になんだか共感してしまう。
そしてその呪を乗り越えて、ヒーローである宿命を認め、その役割をまっとうしようとするあたり、シンプルだけどすがすがしい気持ちになる展開。
でも、なによりも、街角で歌う音程の外れたミュージシャンのメロディーが頭から離れない。音程がはずれたほうが印象的なのはなぜ??映画の中身よりもそっちのほうが気になったりして。
- HIROSH