空中ブランコ

空中ブランコ奥田 英朗 (著) 「空中ブランコ」を読む。
あぁ、読み終わりたくなかった。泣けた。笑えた。勇気でた。
最後の一文がいつもすがすがしくて、読み終えたあとにジ〜ンときては爽やかに泣ける。
今の自分に近いものを感じるからかな。
誰もが抱えるトラウマや悲しい思い。
本にもあった言葉〜「人間の宝物は言葉だ。」
本当にそう思う。
ささいな一言に救われることもある。言葉はいつも難しいけど。
でも、言葉の存在感を忘れないよう心に刻もう。
それと、すっとぼけ精神科医伊良部のように無理せず、5歳児のような素直な心でいられるようにもなりたいとも思った。
しばらくの間は、頭から伊良部が離れそうにない・・・
きっと読み返すだろうけど、また文学の世界で伊良部に会えるのが楽しみ。

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