静かな情報

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東京戻って桜を!と思いきや、この寒さと雨。

4月からもちょっとあわただしい予感もあるので、しばし花見をしながらのんびり。なんて思っていたのに、ちょっと残念。

話は変わりますが、最近、携帯電話の画面にニュースが流れてくるサービスがあって、それを解約しました。

最初は便利さを感じていたのですが、流れてくるニュースがどうも騒がしい気持ちにさせるものが多くて、寝起きやふとした合間にそんな言葉と出会いたくないなぁ・・・・・・というのが理由。

携帯のテロップに流れるニュースは文字数の制限があってか、言葉の選び方がより無配慮なものになってしまうものが多く、そういうどきっとする言葉に気持ちが引きづられてしまう人も多いんじゃないかな。

 

情報が人のAttention(注意や関心)を引きたくて、埋もれないように言葉選びをエスカレートしていく様は、ミームそのものが自らの生き残りのために、人のエネルギーを吸い取って負の成長と自己増殖をくりかえす、新種の生物のようにも思えたりする。

情報から受け取る不安や恐怖のような感情を軽減させるために、人はそれを誰かに吐き出そうとして、また、あたらな伝播や増殖がうまれる。そうするほどに、情報が負のエネルギーを帯びてより影響力をもちはじめるんじゃないかな。

最近のニュースを見ているとそんな作用がより働きすぎているような気がしてならない。

おっと、僕自身こうして情報やメディア社会に対する不安を書くことで、きっと負に引っ張ってしまっている危険もあるなぁ・・・。

そんなときはいい話とか、スケールの大きな話でも書かねば。

 

いいはなシーサー(バックナンバーみれます)

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