駄美術ギャラリー

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サイトはこちら。「現代美術二等兵

千駄ヶ谷の雑貨屋にて購入。そばにこのこけしアレーも販売されていたのだが、そちらには手を伸ばさず、こちらを購入。

正直言って、すごい。昔、トランペッターのマルサリスが、「プロスポーツ選手なんかで、みていて憧れたり、同じスポーツを挑戦してみたくなったりする人がいるだろう。そういう<人をその気にさせる>人が一流だ。」みたいなことを言っていたのだが、その意味でこの本は一流。

ページをぱらぱらめくっているだけで、不思議な創作意欲が沸いてくる。

見ている人に「どうだ、作品が崇高すぎて、一般市民にはわからないだろう!!」と言わんばかりの現代アートに比べると、駄がつくだけあって、庶民的。

アイデアはちょっとした駄洒落的なんだけど、それを思いつくだけでなく、作品として作り上げるエネルギーがやはりすごい。

今の時代これが一番尊いこと。

「知っている」や「考えたことある」くらいではなくて、実際にやってみること。(それがすばらしくくだらないことであっても)

家にいながらにして、どんな情報でも手に入る時代だけに、実際に行動して体験したり表現してみることがなによりも尊い。

なにか創作してみたいと思った人にオススメ。

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