生誕100年記念 マザー・テレサ映画祭

生誕100年記念 マザー・テレサ映画祭.

恵比寿の東京写真美術館ホールでやっていた映画を観てきました。

恥ずかしながら、マザー・テレサのことはよく知らず、平均的な日本人なのでどっちかというと仏教かな?みたいな宗教観なのですが、とてもよいドキュメンタリー映画でした。

なかでも「生命の尊厳」を伝えに来日したときに、取材陣から「これからの人口増大に対して、どれくらいが適正だとお考えですか?」という質問に、

「昨日は過ぎ去り、明日はまだ来ていません。まだ来ない未来に費やすのではなくて、大切なことは、今愛を分かち合うこと。今、目の前の人を愛してください。」

(言葉がうろ覚えですが)という言葉が印象的でした。

最近、よく思うこと「今を生きる」というテーマ。こうした偉大な人を見てしまうと、自分の小ささに恥ずかしさすら覚えてしまうのですが、本当に一流の人は相手を決して責めたりせず、今できることの尊さを優しく教え、そしてその勇気をくれる。その包容力や大きさという意味では、彼女は一流で本物の人ですね。

何事も遅いも早いもなく、今できること。それに気づかせてくれる人でした。

未来を憂い、不安をあおる情報に翻弄され一喜一憂してしまう時代に、「今」を大切にする気持ちや心の持ち方を改めて教えてくれたこの映画。本当によいタイミングに観れて、勧めてくれた知人にも感謝。

僕が見たのは「マザー・テレサとその世界」「生命それは愛」ですが、他にもいくつかやっているので、また機会が他の作品も観たいと思います。

フィルムが古いので、見始めは運転免許更新時のおどろおどろしい教育映画の様相で、思わず腰が浮いてしまいましたが、見慣れて行くうちに違和感なくなり観れました。4月11日までやっています。