ラッシュライフ

ラッシュライフ小説「ラッシュライフ」を読む。
エッシャーの絵のように登場人物が運命に翻弄されながらぐるぐるぐるぐると追いかけまわる・・読み終わると、めまいがするような展開。うまくはまったパズルのように、「おぉ?」と唸ってしまった。


展開のギミックに目を奪われすぎてしまって、肝心の登場人物の気持ちを追いかけ続けられない(読みが浅いんだろうなぁ・・)場面があって、でも、多分この本はそうやって立ち止まるよりはノンストップで展開を楽しむほうがいいのかもしれない。
個人的には空き巣泥棒の心理描写が面白かったかな。
はじめは戸惑うかもしれないけど、このあわただしい展開がコミカルに見えてきてちょっとおなかがむずがゆいような感覚のまま一気に読めてしまいます。
登場する人物が多い割りに、それぞれのキャラクターがはっきりしていて、混乱せずテンポよく読める展開には脱帽です。