風呂桶

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今日はシャワーを使わずに風呂桶だけで体を洗ってみた。

というのも、シャワーが壊れたのではなくて、たまたま風呂のお湯をあふれさせてしまったという理由でなんとなく、そんな感じに。

これが実に新鮮。熱めのお湯を恐る恐る体にばしゃ?っと。禊ぎのような気分。まるで寒風摩擦(なんてしたことないですが・・)
をしているように、お湯を打つたびに気持ちが引き締まります。

シャワーがどちらかというとデジタル的で、桶のお湯はアナログなフィーリング。
古い日本にはシャワーなんて当然なかったので昔の人の生活を想像しながら、感慨深いお風呂タイムとなりました。(大げさ)

とはいえ、風呂桶ひとつで体から頭まで全部洗うとなると、意外に大変。手についた石鹸の泡をちょびちょび流しつつ、体を流したり。
溜めたお湯で顔をしばしば洗ったり。

阪神大震災のときに、コップ一杯の水で歯と顔を両方洗ったというエピソードも思い出した。

まぁ、一杯のお湯で洗っているわけではないけど、湯船のお湯がどんどん減っていく様を眺めていると、普段いかに水を無尽蔵に使っているかも身にしみてわかります。

風呂桶に感謝。

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