ビーチロックビレッジ

沖縄に寄る度に立ち寄っているビーチロックビレッジ。もうかれこれ5−6回目にはなると思う。ちょっとしたヘビーユーザーになりかけてて、かなりファンです。

ちなみに、この写真は山の中にあるビレッジとはまた別の場所にあるビーチ。個人的には特にここがお気に入りでシーズンになるとここに寄ってはのんびり本を読んだり、ハンモックにぶらさがって半寝したりしてます。

ビーチロックビレッジは、県道から心細い山道を(体感的には2−30分)くらいの奥地にあって、夜一人で車を運転しながら走ると、まるでディズニーランドにあるアトラクションのライドのようにドキドキ感が味わえます。正直はじめての人は怖いんじゃないかな。

「ほんとうにこんな辺鄙な場所にあるんだろうか?」って不安になる気持ちを抑えつつ、道を信じて進むと、突如として出てくるビレッジ。緊張が安堵感に変わる瞬間。車を降りて村をよく眺めると、手作りながら洗練された味わい深いテントや建物が点在していて、そこに足を踏み入れると安堵感が今度はワクワク感に。

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チェックインをすましたら、夜なら大きなテントで作られたバーに直行。

20代の若者がやっているビレッジだけあって、みんな「よすぎる」くらい元気。

さすがに、サービスや受け答えは駄目出ししたくなるところもあるけれど、それは気にならないほどの人の活気と素晴らしい手作りの空間。

ほぼ20代の若い客と同世代の若いスタッフ。一生懸命場をもりあげながら、お互い泡盛を酌み交わしている。正直、東京の騒がしい居酒屋は好きでないんだけど、ここのバーだけは、下戸の僕でも相当盛り上がってしまう。

カウンターの中にいる若いスタッフが「このバーのテント。台風が来ると全部屋根や壁を外して撤去するんですよ」と教えてくれた。

決して器用な部類には、はいらないだろうスタッフ達だけど、この場所を自分たちの手で作ってきたという自負や思い出話の端々に、都会ではなかなか出会えない、「自力で生きている」自信みたいな、強さが見え隠れしている。サービス業向きな器用なだけの人よりは何十倍も共感。

自分達の力で作り上げた場所で、人をもてなすこと。10代や20代のころから、そんな経験を重ねていけるなんて、ほんとうに素敵なことだと思う。

この場所。メディアに取り上げられている反面、元気良すぎる活動が風評をよんでいて賛否両論な面もあるのも事実。でも、そのほとんどは、行ったことがない人たちが憶測で語っているものが多い。

たしかに、以前地域の反対運動をうけたのを僕も新聞で読んだことがある。そうした、失敗も経験しながら、いま現地で中心的に活動している子達の話を聞いていると、決して上っ面で適当にやっているとは思えない。だいいち、これだけのことをやろうとしたら、誤解や波風は立ってしまうのはしようがない。おそれて何もしないよりは、どれだけ尊いか。

とはいえ、ストイックなだけでなく、一生懸命に楽しんでいる感も伝わってくる。そのバランス感覚もなかなかすごい。

とにかく、何の先入観もなくして、もし沖縄に来ることがあれば、一度足を運んでみてほしい。

僕も30代40代の同世代の友達を連れて行くことが多いけど、むしろ都市生活しているそんな世代やもっと上の世代の人なんかは、忘れかけてたなにかを取り戻す、よい刺激になるはず。

これからの時代は、肩書きやステータスより、どれだけのことを行動したか?  そのリアリティが大切になる時代。不器用でもアラがたくさんあってもいいので、自分たちで作る。生きる。そんな力を養っている彼らに会えば、きっと元気とヒントもらえると思います。

こんな面白いアトラクション。どこに行っても乗れないと思うので、ぜひ。

行きたいけど、勇気ない人いたら案内しますよ。