龍谷ミュージアムの特別展「ブッダのお弟子さん」

先日行った龍谷ミュージアムの特別展「ブッダのお弟子さん

十人の仏弟子たちのなんとも人間味溢れること。その紹介文がとてもエモくて、吹き出しました。

ここの学芸員遊び心ある。

釈尊と十大弟子

釈尊と十大弟子

ひろ さちや
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十大弟子のツートップ?、舎利弗(しゃりふつ)と目連(もくれん)が元の師匠を離れお釈迦様に弟子入りする際、元の師匠は悲しみのあまり血を吐いて死んでしまったとか、増田明美ばりな、ニッチな紹介。

釈迦の実子、羅睺羅(らごら)に至っては、健気にも釈迦の部屋の近くの厠で寝て過ごす。とか。ググっても出てこない情報。今にしてみれば、全部不確かなので、もう一度見にいきたいほど。

どれも慈愛に満ちたエピソードばかりで、釈迦が入滅する涅槃像のシーンでは、大泣きする阿難(アーナン)を叱咤する兄弟子や、あまりの悲しみに気を失ったように死人のように寝そべる阿難が描かれていたり、なんともいじらしい。

釈迦が入滅する脇で、めっちゃ冷静な目で悲しみを表さない(達観している)菩薩と人間の対比とか。

涅槃図には、ずっと観ていられる不思議な魅力あります。

展示会で唯一撮影できたインスタ映えスポット。ウィグル自治区にあるベゼクリク石窟寺院を再現した回廊。

ここの壁画は盗掘を避けるため、各国の調査隊が持ち帰っているそうで、世界に散らばったジクソーパズルのような壁画をNHKと龍谷大学が共同でデジタル化。

こうした研究者たちの地道な努力によって、受け継がれる文化。

本当に頭が下がります。

安易な戦争や争いで、こうした文化財が壊されませんように。切に願います。