アヒルと鴨のコインロッカー

あらすじ

大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、奇妙な隣人の河崎(瑛太)に出会う。初対面だというのに河崎は、同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかける。そんな話に乗る気などなかった椎名だが、翌日、モデルガンを片手に書店の裏口に立っていた……。

引用元:解説・あらすじ – アヒルと鴨のコインロッカー – 作品 – Yahoo!映画

“アヒルと鴨のコインロッカー [DVD]” (中村義洋)

伊坂幸太郎原作の映画、思えば初めて観ました。
原作を読まなくても、伊坂幸太郎タッチを感じるあたり、言葉遊びや時間軸の使い方がいつも通り面白く。それなりに楽しめます。

ただ、もともとテンポが軽いだけに、映画にするとより人物の描写が軽くなってしまっている気がして、全体的に中途半端さ感もある気がしました。

原作のほうがそのあたりは読ませてくれるのだと思いますが、映像にするなら、ドタバタ喜劇か、犯罪サスペンスかヒューマンドラマか。若干原作と離れても、どれかにもう少し寄ってくれたら、より面白かったかも。

主人公の演技がとてもよかった。おどおどしたところがうまく出ていて、好感度高い役所でした。

間に合えば年内にもう一本。スペクタクルなやつでしめたい気分。

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