「Impossible is only a word」(不可能なんて言葉だけでしかない)

昨日、原宿THE SHAREでシルクドソレイユさんの内輪だけのサプライズイベントがあって、シルクドソレイユの文化や成り立ちを聞いたり、パフォーマンスを楽しんだりと夢のような時間を過ごせました。

このイベントではじめて知ったのですが、シルクドソレイユという世界的なパフォーマンス集団のビジョンやコンセプトがとてもエシカルで、はじめは、ストリートパフォーマー達が、自分たちの表現したいことや「好き」という思いに純粋にあるために作ったパフォーマンス集団だったのですが、目先の利潤だけでなく大きな視点と深いまなざしを持って企業を世界規模に大きくして来た経緯があります。

シルク・ドゥ・ソレイユにとっての社会的企業責任とは、まずそのコミュニティーの良き隣人になることだと考えています。

グローバル・シティズンシップ部の役割は、シルク・ドゥ・ソレイユの願いである“社会が良い方向へと変革すること”に対して献身的にサポートしていくことです。

この願いを叶えるために、シルク・ドゥ・ソレイユ内の全部署は社会的活動の意味を深く理解し、企業運営の一環として行っています。

当日はシルク・ドゥ・ソレイユの本拠地であるカナダ・ケベック州のワインやビール、カナッペをご準備いたします。
元シルク・ドゥ・ソレイユZEDアーティストのフィリップ・エマールとポール・ラザーのエンターテインメントも併せて楽しみ頂ければと思います。

経済が疲弊しているからといって、倫理的な面や人間性を犠牲にしてまで利潤を追求してよいはずはなく、また経済成長のために何をしてもよいという時代は終わりました。とはいえ、まだまだ日本の社会では、「働く」ということを、別の何かを犠牲にしてトレードオフするもの。という固定概念にとらわれていて、そこに働く人の満足度や人間性を高めるといった基本的な理念が企業文化に足りていない気がします。

逆に、お金を持っているから、人間性や倫理観が育つわけでもありません。

彼らのパフォーマンスを見ていて、安定したパフォーマンスには肉体的にも精神的にもぶれない軸がある気がしました。自分がなんのために、働いているのだろう?生きているのだろう?と迷っていては、人の心を動かすどころか、高度なパフォーマンスに集中することはできません。

シルクドソレイユの理念に「Impossible is only a word」(不可能なんて言葉だけでしかない)という言葉があります。

力強い作品を産み出すためには、原点となるビジョンや理念が必要なんですね。迷ったときに戻ることができる言葉や理念。彼らのパフォーマンスを見ているだけで、勇気や感動をもらえるのですが、その裏には、彼らを支える企業体としての健全さや確固たる理念があるのだと思います。

一度自分自身のミッションを考え直して、芯の強さを磨きたいと思いました。アートやパフォーマンスには本当に言葉を超えたメッセージがありますね。