KORG DS-10 1分レビュー

もうむちゃくちゃマニアックですが、ニンテンドーDSで曲作りが楽しめるソフトが届いたので早速レビューします。
KORG DS-10

正直いって興奮ぎみです。(まず、この興奮度合いが相当温度差をはぐくんでいること必至ですが)、ざっくりいうと、ニンテンドーDSをシンセサイザーにして音色を作りながら、また自作のメロディーなんかで作曲ができる・・っていうものです。(ここまで、初心者向け解説)

で(ここからはちょいマニアック)、一見複雑そうにみえるインターフェイスですが、マニュアルなくても直感的にエディットできるので、相当練られたインターフェイスに仕上がってます。このビデオ自体も箱出し、インプロ一発撮りです。(編集で相当尺をつまんでますが)

ただ、上下の画面を高速にスイッチしながら、エディットできるアイデアはとてもわかりやすい反面、間違えて上画面のタッチできないほうをを何度もクリックしてしまいます。でも、そうやって勢いあまるほど、スピーディーに曲作りできるので、慣れてくると没頭しすぎて、周りが無になるほど禅の境地に至れる気がします。

出音はこのビデオ自体DSから出ている音をそのまま拾って撮影しているのですが、結構いい音しています。

41mcg7OIVGL._SL160_.jpgドラムはDSのスピーカーの限界もあると思いますが細めです。ただ、8台までのDSをワイヤレスに接続して合奏ができるので、ドラム担当DSだけを外部でコンプかけたりして、調整すれば相当いけるのではないかと。(まぁそこまでしてするかどうかは別ですが)

個人的な注目点はやはりKORGお家芸KAOSS PADモード。KAOSSシリーズのKAOSSILATORとKAOSS PAD miniを足して割ったようなできで、KAOSSIよりもスケールが増えていたり、XY軸のパラメーターをアサインして、エフェクターにしたりと、KAOSSIとPADを高速に切り替えながら作業している感じです。

nanoloopから考えると、ニンテンドーシンセもココまで来たか・・とマニア感涙なソフト。

チップチューンなイベントには早速あちこちで活躍するガジェットなのではないでしょうか。(会場のDS-10ユーザーと即興ライブとかも面白そう)

アナログシンセの勉強にもなるけど、どちらかというと、理屈ぬきに気持ちいい音を探しながら音の洪水に埋もれて無の境地に浸りたいときにおすすめ。

“KORG DS-10(Amazon.co.jp限定販売)” (AQインタラクティブ)

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