LOVE理論

“LOVE理論” (水野 愛也)

ウケる技術温厚な上司の怒らせ方など一見奇をてらった本やDVDに思いきや、すべてコミュニケーションの本質をついて、ハッとさせる切り口が鮮やか。ほんとうに天才。

夢をかなえるゾウ同様、なんで説教口調なんだ?!とカウンターパンチを食らいつつも、彼のいいなりになって、自分に当てはめてみると、妙に説得力のある不思議なロジックにぐいぐい引き込まれてしまう。

それは思春期の学生の悩みは、そのほとんどが恋愛についてのものであるにもかかわらず、学校では彼らの恋愛を正しく導く科目が存在しない、ということである。(本書〜巻頭より)

こういうディテールが砂埃でかすんで見えなくなるような、勢いのあるロジックって好きですね。

え?ちょっとま・・・と思いつつ、たたみ込むように、独自の理論をどんどん突き進み人を「なんとなく」納得させてしまう。

とはいえ屁理屈のように見えて、かなり理にかなっている。(部分がたくさんある)

恋愛論というかさをかぶった、ある意味今風な人間論。恋愛や人生にマニュアルなんて・・といいつつも、ちょっと読んでみるとはまること請け合い。