キングジムの超小型ワープロ「pomera」
はじめにさわった印象は、思ったより軽快で文章の入力や文字の視認性も○。
文字変換もATOKが搭載されているだけあって、使いやすさも、ショートカットもパソコンのそれとあまり違和感なし。
文章を入力する機能に特化した、メールもネットも観ることのできない潔いワープロマシン。
これを使っていて似たフィーリングを感じたのは、マックのWriteRoomというエディタソフト。WINだとDARKROOMという、起動すると他の作業が強制的に一切できなくなり、見えなくなる、まさに古いワープロ専用機的なソフトを使って文章を入力しているときの感覚。
ここ一番で文章入力にだけ集中したいときは、あえてネットサーフィンやメールチェックのできない状態にしないと、つい気が散ってしまいがち。
このpomeraは今時、他になにもできないだけあって、ドナドナのようなあきらめ感に身を委ねながら原稿書きに集中できます。
思えば文具メーカーのKINGJIMにはたびたびやられていて、その昔「ダビンチ」という感熱紙プリンターがついた画期的なデジタルカメラを衝動買い(いまでも我が家のガジェット部屋に眠ってます)した記憶が・・。そのうち紹介します。(いまみたら1990年発売って、約20年前・・)
流れ的には、テプラの印字機能をとりはずして、キーボードをでかくしたやつ。みたいな考え方が一番近いんじゃないかな?
このエントリーを書いた2008年から約10年経っていますが、何回か書い直して、2017年現在、未だ現役です。
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