なにをかこう。

インターネットが日本に普及するちょっと前、あるきっかけでインターネットに出会い、衝動的に渡米して出会った人たちやアメリカのネットビジネスの世界に感化された僕が、帰国後すぐに「日本でもこれから大きくムーブメントになる」「僕らの社会を大きく変える革命だ!」くらいの勢いで鼻息荒く思いをプレゼンしてまわっていたときに、一緒にホームページデザインをする会社を作ろう!と喫茶店でうんうん唸りながら会社名を考えてくれていた女性がいた。

会社も経営したこともなく、お金もないのに、原宿に事務所を借りようと物件を見に行ったり、今にして思えば、無謀な夢に賛同してくれてついてきてくれた女性。

そのとき出た名前が「セルフィッシュ」彼女がメモ帳に魚のマークを書いてこんな感じかなぁ。なんていいながら、「でも自己中心的」って思われるかなぁ。却下。なんて、悶々と悩んだ末に宿題に。

結果一緒に会社を作る夢は叶わなかったけど、この仕事をはじめる最初の一歩を踏み出した人であり、

その恩人とも言える、デザイナーの彼女の突然の訃報。

16年前。あのときの彼女の応援がなければ、今の僕はなかったと思う。

彼女がつないでくれた縁で僕は本当に幸せな時間や気持ちをたくさん受け取ったし、でも、彼女にきちんとそのお礼も、感謝の気持ちも伝えられないまま、今になってしまった。

こんな形でしか感謝の気持ち伝えられないけど、本当にありがとうね。

僕は感謝をいつも忘れてしまうから、こうして書いておくことで、また思い出せるようにしておきたいし、きっと僕らが夢をみて一生懸命勉強してきた世界だから、この思いがネットを通じて届くような気がしてる。

本当にありがとう。もっともっとたくさんの言葉で伝えたいけど、この言葉以外思い浮かばない。ごめんね。でも、本当にありがとうね。