2010年もあけました。
新年あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。
今年の元旦は、初詣の後、例年恒例行事になりつつある、ご近所仲良しファミリーと新年鍋パーティ。人を家に呼ぶと部屋が思いっきり片付き一石二鳥です。
今日も、元旦に続き、風が穏やかで太陽が気持ちいい一日。洗濯物をベランダに干してその脇でパソコンといれたての番茶(笑)をセットしてひなたぼっこしながら書いています。
年末年始と結局ばたばたしてしまい、やっと二日になって正月らしい静かな時間。さて、これから10年なにしようかなぁと思いをくゆらせながら、こんな時間が過ごせる幸せをかみしめています。
年末年始に観た映像や読んだ本を振り返りながら新年の抱負につい書いてみます。(個別には別エントリーで書きます)
年末に見おさめたDVDが「扉をたたく人」だったのですが、勢いにのってもう一本伊坂幸太郎「フィッシュストーリー」をみて、これが2009年最後の映画になりました。
読みおさめはラダックの「懐かしい未来へ」という小冊子。
そして、年明けに尊敬するフリージャーナリストの林さんにおすすめいただいた映像、バリー・シュワルツの「知恵の喪失」
年始最初に読んだコラムが「ヒトは人のはじまり」
たまたま目に飛び込んできたものを直感的に選んだだけなのですがどこかすべてがつながっているようで、とても印象的でした。
どれもに共通することがあるとしたら、「時代の転換期を受け入れる時期でありながら、それは単純なリセットではなくて、本来あるべき延長へのシフト」だということ。
人が表現し訴えている内容というのは、個別には作品であったり、持論にすぎないのですが、潜在的に共通する「いま」を感じとって共有し、刺激しあって、またそれぞれの言葉や表現で重ねるようにアウトプットしていくことで、進むべき道がぼんやりと見えてくるのかもしれません。
一見、IT社会は情報過多でカオスな様相ですが、誰か一人の意思ではなくて、もっと全体的な意思が共有できる時代になると、一国の規範や制度ではなく、人間社会としての全体的なモラルが地球を動かす時代にシフトしてくれる気がします。
そうした、国境や民族を超えていろいろな分野の人が無意識に感じている「いま」を浮き彫りにして共有するためにインターネット、ソーシャルメディアが機能していくのだと思います。言語的というよりは、もっと情緒的ななにかで。
2010年。ちょっと大げさですが、これまでのネット社会の真価が問われる一年になる気がします。いい意味での世界的なシフトにネット社会やソーシャルメディアがどのように活かされるのか、いや、活かせるのか?が問われる重要な一年になるでしょうね。
次の10年を見越して自分なりの表現とアクションを起こしつつ、インターネットからソーシャルメディアのシフト。このわくわく感をより広くの人に伝えられるよう頑張ります。
本当に。本当に面白い時代の突入ですよー!
準備はいいですか?
また、本年も日本全国あちこちでみなさんにお会いできること楽しみにしております!
改めまして、本年もどうぞよろしくお願いいたします!!
佐々木 博