三連休はいかがお過ごしでしたか?
初日、学生時代のバンド仲間と朝までカラオケで中日はぐったりしていたのですが、最終日はこの本「人生がときめく片づけの魔法」を読んで、部屋の大掃除に取りかかりました。
彼女の(お掃除)コンサルティングにはリピーターがいない。でも、依頼が後を絶たないらしいのですが、僕自身もこの本を読んで、「お掃除本を買うのはこれが最後だ」と確信しました。ついでに、これまでの「お掃除本」はすべて断捨離。
この本を読んだあと、この著者のこんまりさんがまるで、背後霊のように耳元で「本当にそれ必要ですか?それ捨てちゃってください。」って、ささやいているような気がして、教えの通りものを触りながら「ときめくか?YES? NO?」「むーときめかーん!えいやー。ステ」と。
潔さがまたいつもに増した気がします。(この本の最大の特徴は、そのメソッドもさることながら、彼女の人柄が掃除する気持ちを後押ししてくれているところでしょう。)
もちろんただ闇雲に捨てろと言われているわけではなく、自分のため、そしてモノの(しあわせの)ためになっているか?をきちんと判断すること。「活かす」「生かされる」ことがお互いにとって幸せ。結局、掃除って禅や瞑想に近いって本当ですね。
教わった事のメモ
■まず、モノ別に片付ける事
部屋別ではなくて、衣類、書籍、書類といった具合に。
■すべてを床に出す
そして、処分検討するものは、すべて出す。出されなかったものは、自動的に処分されるという覚悟のもと、全部出す。
■「ときめくか?」を基準に処分
ひとつひとつを手に取りながら、「ときめくか?」を基準に処分。ものと向き合う事。モノも「役に立ちたい」と思っている。でも、その役目が終わってしまっているのなら、感謝の気持ちをもって処分。暗い箱に閉じ込める方がモノにとって不幸。という著者の考えは、納得。
本当に大切に思えるモノだけに囲まれて暮らす事。これが一番の幸せ。
どんな暮らしがしたいか?どんなものに囲まれていたいか?これって、どんな「仲間」と出会って、どんな「仲間」と過ごしていたいか?という問いにも通じますね。
あまり好きでもないけど、この人と仲良くしておけばいつか。みたいな気持ちも捨てること。実はそんなに多くのものはいらないんですよね。人生においても。
捨てることを学ぶことで、過去の執着や未来への不安ではなく、「いま」を心地よくすごすために、自分との向き合い方を学んでいるような気がします。
今年の夏は、これでいっきに片付けてしまいましょう!!おすすめです!
人生がときめく片づけの魔法 1.8.0(¥800)
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 4.0 以降が必要