これからの時代、悪役や善人らしき人が登場して犯人探しをするサスペンスのように、人間と人工知能のどちらを信じるべきか?
どちらが正しいのか?を題材にしたストーリーが乱造される気がする。
それくらい、人工知能は遠い未来の出来事ではなくなっていてるのかもしれない。
僕らの検索履歴やスマホがAIの養分
この映画は、Googleのような超大型IT企業の社長が人工知能をもつアンドロイドを開発し、そのテストを選ばれた社員が人工知能に対して、チューリングテスト(その人工知能が人間と見分けつかない精度の高さを持っているか?)を試す。というストーリー。
この人間と見分けのつかない知性を持った、人工知能に使われているのは、その企業が提供しているサービスを通じて勝手に集められたデータ。スマホの音声やカメラの映像を盗み見してアンドロイドの表情に活用しているというから恐ろしい。
もちろん、この話もフィクションではあるけど、実際にすでに行われていることかもしれない。僕らが普段使っている検索キーワードやコミュニケーションの履歴が未来の人工「知能」の養分になっているのだと思うと、なんだかこの文章ですら、未来の人工知能に何かしら影響を与えているような気がしてくる。
そんな未来。僕らは果たして、人間と見分けのつかない知性とどのように向き合っていけば良いのか?
これから様々な映画で「人工知能による来たる未来のエンディング」オプションが提示されていくと思うけど、まずこの映画の展開を手始めに、他のオプションを今のうちに色々考えておくと面白い気がする。
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もし人工知能が知性を持ったら?映画「トランセンデンス」 – soanblog創庵
photo by Ex Machina Movie Review | Alex Garland, the Director of 28 D… | Flickr
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