-
人間の大切な質とは?映画「ハンナ・アーレント」人はそれが「好き」か「嫌い」か? はわかる。 でも、どうしてそうなのか? はあまり考えることはない。 それを理性的に考えるにはある種の強さが必要だから。 たとえば、人を誹謗中傷してしまうとき、その言葉が自分のどこから来る...
-
欺瞞と向き合い、正直に生きようとする心。映画「ビューティフルマインド」もし、予備知識なければ、なにも調べずそのままぜひ見て欲しい。名作です。 先日、訃報のニュースが飛び込んできた、ジョン・ナッシュ。統合失調症の天才数学者の半生を描いた映画。 実在する人物を描いた映画では、フェイスブックのザ...
-
休息だから本来、高等教育のキャンパスには「誰にも邪魔されず、ぼおっと無為な時間を過ごすことができるための空間」が人数分用意されていなければならない。 ぼくはそう思っています。 たぶん、ケンブリッジとかオックスフォードとかハー...
-
グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち若き日のマットデイモンと、ロビンウィリアムズ。お互いの過去のトラウマに向き合いながら、互いを癒し成長しあう友情の物語。 解説: 深い心の傷を負った天才青年と、同じく失意の中にいた精神分析医がお互いにあらたな...
-
映画「華麗なるギャツビー」1974年にロバート・レッドフォード主演で映画化もされた、米作家F・スコット・フィッツジェラルドの小説「グレート・ギャツビー」を、「ロミオ+ジュリエット」のバズ・ラーマン監督&レオナルド・ディカプリオ主演コンビで再映画化...
-
映画「ライフ・オブ・パイ」映画「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」 解説:世界的な文学賞ブッカー賞に輝いたヤン・マーテルのベストセラー小説「パイの物語」を、『ブロークバック・マウンテン』などのアン・リー監督が映画化。動物園を経営する家族...
-
イタイ・タルガム 「偉大な指揮者に学ぶリーダーシップ」人はコントロールしようとすると動かない。 人を動かすことは心を動かすこと。そのために必要なこと。アンコントーラブルな時代のリーダー観。このトークから感じたことは、 しかし指揮者はどうでしょう? 指揮者は実際のところ何をし...
-
映画「ダークナイト ライジング」かっこよすぎて、涙が止まらなくなった映画を生まれて初めて観た。 前作のダークナイトで、強烈な存在感を放った、敵役ジョーカー。初代のジャックニコルソンを完全に超えたばかりでなく、映画全体にその印象を残した俳優ヒースレジャー...
-
TEDxTokyo2012 河瀬直美さんのプレゼンにみる物語るチカラの大切さプレゼンテーション力が高い人に共通しているのは、自分を別の視点から俯瞰しているかのごとくクールに観察しつつ、内面から湧き出るホットな言葉を使うことができる人。 言い方を変えれば、自分の言葉でしっかりと表現できる人は、自分...
-
映画「ドラゴンタトゥーの女」ドラゴン・タトゥーの女 いやぁ、ほんといい映画。2時間40分というのに、最初はたじろいだんだけど、時間をまったく気にさせることなく最後まで楽しめる映画でした。 今回はiTunesでオンラインレンタルして500円で借りたの...
-
【映画】Little Miss Sunshine問題を抱えた一家が娘の晴れ舞台出場のためにおんぼろの黄色いワーゲンバスに乗って1000kmのドライブ。分裂気味の家族が旅を通じて絆を取り戻して行くハートウォーミングなロードムービー。 こういう車で旅する系のロードムービー...
-
3月11日を迎えて、演劇「日本の問題」昨日はそれぞれ何かを感じながら、思い思いの過ごし方をしていたと思います。 すばらしい式典やイベントもお誘いしていただいのですが、3月11日という日にあちこち慌ただしく過ごすのではなく、また、何をして過ごすか? ではなく、...
-
映画「エンディングノート」と家族カメラの時代映画「エンディングノート」オフィシャルサイト. なんだろう。この映画って涙が止まらなくなるドキュメンタリーではあるんだけど、映画としてよくできていて楽しめるというか救われるというか、こんな風なバランスの上に成り立ってる映...
-
「夏の庭」湯本香樹実「人は死ぬとどうなるのだろう?」 一人の少年の祖母が亡くなり、葬儀に参列したエピソードを聞いた晩から、幽霊に追いかけられる夢でうなされる少年達。 「人の死」知らないことへの不安。 そして、その不安を拭うために、それを「知...