ケン・ロビンソン「学校教育は創造性を殺してしまっている」 | Video on TED.com

 

本来、子供は間違いをおかすことを怖がらない。間違いを犯すことと創造的であることは同じではありませんが、間違えることを恐れていたら、決して独創的なものなど思いつかない。

しかし、現在の教育システムでは、「間違い」を犯してはいけない。と教育されます。

もちろん、これは倫理的な面ではなくて、模範回答というものが準備された世界でという意味ですが、こうした教育システムは19世紀以降公教育の制度が産業主義社会のニーズから生まれ、働くことに有用な科目が優先され、また、大学に入る学力だけが「知性」と前提された世界からなりたってきた背景があります。

子供の持つ独創性は教育システムによって削り取られ、<間違えることを許されずに育った子どもたちは本来の能力を失ってしまうだろう

現代の教育システムを見直さなければ、予測不可能な未来を創造的に発展させる多様性ある人材を育てることができない。それは、ある意味、私たち自身がこれまでの経済や文明の発展の方向に疑問を抱き始めた現在だからこそ、勇気をもって私たち自身が創造的に社会のあり方を見直す時期に来ているとも解釈できます。

終始ユーモアを交えて子供の教育について語っていますが、同時に私たち大人に対してのメッセージなのだと思えます。

本当の「知性」とはなにか?TEDの場に集まる人が何を受け取り、そしてどんな知の展開を行うのだろうか?こうした場があることに、本当にわくわくしてしまうね。これもひとつの教育の場ですし、この講演自体が多くの国の言葉に翻訳され、非常に多く再生されていることが救いでもあります。

日本でも、もっと積極的にこうしたサロンが展開されるべきでしょうね。

まずは、私たち大人が「間違いを恐れずに挑戦する」くらいの気持ちからはじめなければいけません。自戒の意味も込めて。

<創造性は識字能力と同じくらい教育に必要です>

本当にそう思います。